モロッコについて
モロッコはアフリカ大陸の北に位置し、東はアルジェリア、南はサハラをはさんでモーリタニリアに接し、地中海、ジブラルタル海峡をはさんでスペインの南にある国です。
日本の「日の昇る国」に対し、「日の沈む国」という意味を持つ、「マグレブ」と言う言葉を使い、北西アフリカのモロッコ、アルジェリア、チュニジア 3国をマグレブ3国とも呼びます。
荒涼とした大地が続くイメージがありますが国内には4つの山脈があり、地中海側にリフ山脈(Rif)、国を縦に二分するように、ミドルアトラス山脈(Moyen Atlas)、ハイアトラス山脈(Haut Atlas)、アンチアトラス山脈(Anti Atlas)が連なります。
国内最高峰はトゥブカル山(Toubkal)で高さ4,165mもあり、北アフリカの中でも一番高い山です。
これらの山々では冬になると積雪を見ることが出来ます。また、海岸沿いの平野部では肥沃な大地が広がり農業も盛んです。特にオリーブやオレンジの栽培が目立ちます。
観光業にも力を入れていて、世界中からたくさんの観光客を受け入れています。
まだまだ、日本ではマイナーな国ですがヨーロッパ人にとっては長期休暇を過ごす、メジャーな国です。
言語
公用語はアラビア語のモロッコ方言、第二公用語はフランス語です。同じアラビア語でも国によって大きく違うため、アラビア語モロッコ方言といわれます。
主要観光都市、観光地の土産物屋、列車の駅、ホテル等では簡単な英語は通じますが、込み入った話になると通じないほうが多くなります。 ただ、ホテルにおいては5つ星ホテルでは問題なく英語も通じます。
観光客の足となるプチタクシーやバスの運転手、一般の人には英語はあまり通じません。
フランス語は基本的に誰にでも通じますので話せれば問題ありません。
外国人にはフランス語で話しかけてきますし、看板や標識も英語ではなく、ほとんどがフランス語です。ツアーに参加せず自力でモロッコを周遊するのであれば、最低限のフランス語が必要になってきます。また、海外旅行をする場合にはどこでも同じでしょうが、外国人が現地の言葉を話すと現地の人に喜ばれますので、アラビア語の挨拶なども少し覚えるといいでしょう。
気候・服装
イメージでは、四季などなく年中暑い感じのするアフリカ大陸ですが、モロッコには四季があり春は花が咲き、冬は山岳地帯で積雪も見られます。地形に富んだモロッコは地域により気候も様々で、モロッコを周遊する際は都市、町によって気温が変わるので場所に合わせた服装の準備が必要です。
ケッペンの気候区分によると、アトラス山脈より北の地域、カサブランカ、ラバト、フェズなどは地中海性気候、一部マラケシュなどはステップ気候にアトラス山脈以南は砂漠気候に属します。
地中海、大西洋岸沿いのカサブランカやタンジェなどの地域は、一年を通して過ごしやすく、内陸部マラケシュやアトラス山脈以南のサハラなどでは日中と夜間、夏と冬の気温差が大きく、夏、日中は40度近くまで気温が上がり、冬は日が落ちると10度以下にまで下がります。夏は日焼けには十分気を付けて。
また、3000m級の山々が連なるアトラス山脈の山岳地帯では冬には積雪を見ることが出来、スキー場もあります。かなり寒いので防寒は必須。春先まで雪が残っているところもあります。その分、夏は涼しく避暑地として賑わう地区もあります。
